暑い季節がやって参りました。食欲も無くなる時があります。
そんな時にはコレ!!素麺です。
さっと湯掻いて、出汁で食べる。冷たい麺だから、暑い日でも食べられます。
梅でサッパリ。茗荷でもっとサッパリ!!大葉で大人の味を……。
ここは精進で素麺を食べていただきたいと思います。
以前、茗荷を紹介しましたが、覚えてますか?
出汁も精進で作ります。
早速、調理開始!
素麺はスーパーマーケットで売ってます。
お中元でいただいた有名メーカーの品で結構ですよ。
三輪、揖保、小豆島、島原、半田、大門(おおかど)、ナンバーワン、讃岐……といろいろありますが何でもOK!
湯掻いて、水で冷やして完成です。
目次
梅と茗荷のさっぱり素麺の作り方
それでは、調理方法に参ります。
用意する材料などは、2人分の分量で記載します。材料費は300円くらいです。
材料(2人分)
出汁
- 調理酒
- 醤油
- 昆布
- 干し椎茸
- 砂糖
素麺
- 素麺 3束
- 茗荷 2個
- 大葉 5枚
- 梅干し 3個
出汁の作り方
- 湯を沸かす
- 昆布、干し椎茸を入れる
- 沸騰したら、醤油、砂糖、料理酒を入れる
- 火を止める
- 冷ます
なんて簡単なのでしょう!!!
お鍋のまま置いときましょう。冷める間に旨い出汁がでます。次は素麺です。
素麺の作り方
- 湯を沸かす
- 沸騰したら素麺を入れて湯がく、時間は記載されている事を守ること
- ザルに上げ水でさらす(この時にすぐに手を入れない。麺の味が落ちる)
- しっかり水気を切る
- 梅干をつぶして、茗荷と大場を刻む
- 器に盛り付ける
完成です。素敵でしょう。
サッパリしてるので食欲が増しますよ。
さて、水にさらすところで「すぐに手を入れない。麺の味が落ちる」と書きましたが、皆さんも聞いたことありませんか?
なぜ、湯掻いてザルに上げた素麺に直ぐに手を入れると、味が落ちるのでしょうか?
これは、昔からの言い伝えです。
実際に、味は変わりません。不味くなったりしません。
本当の意味は「火傷防止」です。ザルに上げたばかりの素麺に水をかけたり、冷水に入れたりしますが、これは麺を締める作業です。
この時、水の中であっても束になった麺の中心は激熱の状態です。火傷しないために、昔の先人はこのように言い、注意をしたのです。
実際に直ぐに手を入れた過去を持つ私は、激熱を体験しました((+_+))