「エンディングノートを準備したはいいものの、一人ではなかなか書き始められない」「書き始めたけど途中で手が止まってしまう」「何度トライしても最後まで書き上げられない……」こんなお声をよく耳にします。
エンディングノートには非常にたくさんの項目があり、すべてを埋めるには時間も労力もかかるため、自力で執筆を進めるのは大変な作業です。シニアと家族の相談室では、そんなお客様のお声にこたえるべく、完全無料で「エンディングノート執筆サポート」の提供を始めました!
エンディングノートとは
エンディングノートとは、自分の人生を振り返りながら作る「終活の設計図」のこと。現在は普及が進み、書店などで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。エンディングノート執筆は終活の最初のステップですが、始めるのは何歳からでも問題ありません。早い方では、20代から書き始める方もいらっしゃいます。
一般的なエンディングノートは冊子形式になっています。質問項目も多く、全ページを埋めるには、かなりの時間が必要になります。下記が記入項目の例です。
エンディングノートの記入項目例
- 財産情報
- 資産情報
- 医療や介護の希望
- 死後の希望
- これまでの人生の振り返り
- 家族の歴史
- これからの生き方や展望 など
エンディングノートの特徴
エンディングノートと遺言書は似ていますが、最も大きな違いは、「法的な効力の有無」です。エンディングノートには効力が有りませんが、その分、形式や書き進め方も自由です。
どこからでも書き始めることができる上、全項目を埋める必要もありません。定期的に見直し、情報を更新しながら少しずつ作り上げていける点が魅力です。
エンディングノートを書くべき理由
エンディングノートは、自分の身に万が一のことが起こったときに、自分の考えや意思を伝えるのに役立ちます。例えば事故や急病で意識がない状態に陥ったときや、認知症になってしまったとき、エンディングノートに「緊急時の治療方針」「介護施設に関する希望」、「死後の葬儀のやり方」などについて希望を記しておけば、家族・親類も納得感をもって決断を進めることができます。
残された家族が本人にかわってベストな選択をおこなう上で、エンディングノートは貴重な情報源。「自分らしい生き方」の実現のために、元気なうちから意思表示しておくことが重要です。ノートを書き上げた後も、定期的に内容を更新して情報鮮度を保ちましょう。また、家族への保管場所の共有も忘れずにおこなっておくようにしましょう。
人生会議とは?厚生労働省の取り組み
厚生労働省は、本人にとって最善の医療・ケアの実現のため、「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」を発表しています。これは本人・家族・専門家の間での合意形成を手助けする目的で定義されました。
あわせて、同省は、普段から身近な人と自分の希望する医療やケアについて話し合い、共有する「アドバンス・ケア・ プランニング(人生会議)」の重要性を伝える啓発活動をおこなっています。人生会議の概要は下記のとおりです。
命の危険が迫った状態になると約70%の方が、これからの医療やケアなどについて自分で決めたり、人に伝えたりすることができなくなるといわれています。もしも、あなたがそのような状況になった時、家族などあなたの信頼できる人が「あなたなら、たぶん、こう考えるだろう」とあなたの気持ちを想像しながら、医療・ケアチームと医療やケアについて話合いをすることになります。その場合にも、あなたの信頼できる人が、あなたの価値観や気持ちをよく知っていることが、重要な助けとなるのです。
自分の希望を項目にそって整理し、記録するエンディングノートの執筆は、「人生会議」実践の最初の一歩です。ペンとノートさえあれば気軽に始められますので、「終活をスタートしたいが、何から手をつけていいかわからない」方には、特におすすめの方法と言えるでしょう。
「エンディングノートを書く重要性」については、実際の体験談をもとにした下記の漫画動画でも学ぶことができます。エンディングノートがどのように役立つかについて、興味のある方はご覧ください。
エンディングノート執筆支援を無料でおこないます
シニアと家族の相談室は、エンディングノートを書きあげたい方を対象に、「エンディングノート執筆サポート」サービスを提供中です。場所はシニアと家族の相談室(錦糸町店)のセミナースペースです。セミナー開催時間以外はいつでもご利用可能です。
エンディングノート執筆サポートとは
店舗内の執筆スペースを、お好きなときにエンディングノート執筆に使っていただるサービスです。書くのが難しい項目や、書き方のわからない箇所については、常駐のスタッフにいつでも質問ができ、アドバイスや支援を受けられます。一人ではなかなか書き進められない方におすすめのサービスです。
- 終活はまだ意識していないが、エンディングノートは書いてみたい。
- エンディングノートを書き始めたけど、三日坊主で続かない。
- ノートに何を書いたらいいのかわからない。
- 一人で書き続けるのがつらい。誰かに相談しながら進めたい。
上記のようなお悩みをお持ちの方はぜひ、ご利用ください。シニアと家族の相談室のスタッフが、あなたがエンディングノート書き上げられるまで徹底的にお手伝いします。
エンディングノート執筆サポートの特徴
特徴1:予約不要!好きな時間にお越しください
エンディングノート執筆サポートは予約不要です。セミナー開催時間以外は、いつでもご利用いただけます。利用時は、受付スタッフへ「エンディングノート執筆サポートを利用したい」旨をお伝えください。執筆用スペースまで案内いたします。エンディングノート執筆には時間がかかるもの。継続的に通って、執筆のモチベーションを維持しましょう(週に一回程度のご利用がおすすめです)。
※毎回、ご自身のエンディングノートと筆記用具をお持ちください(店舗での保管はおこなっておりません)。
※セミナー開催時間中は、本サービスを利用できません。ご希望の時間に執筆サポートが利用できるか知りたい方は、お電話(0120-948-644)でお問い合わせください。
特徴2:完全無料!何回でも利用できます
本サービスは何回でも利用でき、完全無料です。エンディングノートは書き上げることがゴールではありません。有効に使うには、定期的な見直しと情報更新が必要不可欠です。書き上げるまではもちろん、書き上げた後も、ノートの情報を最新状態に保つお手伝いをいたします。
特徴3:困ったときは終活のプロにすぐ質問できます
シニアと家族の相談室のスタッフは、全員が終活の課題解決のプロフェッショナルです。エンディングノートの書き方だけでなく、終活全般のお悩みや、介護施設探し、お墓や仏壇・葬儀、海洋散骨などのお困りごとにも対応できます。エンディングノートを書く中で疑問や不安に行き当たった方は、なんでもご相談ください。終活のお悩みの個別相談は、下記からご予約も承っております。
特徴4:(今だけ)エンディングノートを無料プレゼント中!
現在は、来店者様全員に『シニアと家族の相談室 特製エンディングノート』を無料でお配りしています。エンディングノートを持っていない方も、安心してご来店ください。なお、配布は無くなり次第終了(数量限定・先着順)となります。あらかじめご了承ください。
なかなか書き始められない方も安心!マンツーマン対応も可能(事前予約必須)
エンディングノート執筆について、店舗スタッフによる個別サポートも可能です。ほかの方がいる場では書きづらい方や、スタッフと密にやり取りをしながら書き進めたい方に向け、「エンディングノート執筆のマンツーマンサポート」サービスをご用意しております。本サービスは個別相談ブースを使い、対面形式でおこないます(※最長60分)。
こちらのご利用には、事前にLINE、お電話でのご予約をお願いしております。利用をご希望の方は、下記のお電話から予約するか、LINEリッチメニューの「個別相談予約」より、コースで「エンディングノート執筆サポート(マンツーマン)」を選択したうえで、ご希望の日時をご予約ください。
会場情報(シニアと家族の相談室 セミナースペース)
- 住所
- 〒130-0022 東京都墨田区江東橋3-9-10 錦糸町マルイ5階
- 電話番号
- 0120-948-644
- 営業時間
- 10:30~19:00
- 定休日
- 錦糸町マルイに準ずる