お墓は、一生に一度の買い物。
今回は、東京・江戸川区にある證大寺のご住職、井上城治さんに、お墓選びで失敗しないコツや、今人気のお墓についてお話していただきました。
目次
お墓の“追加料金”ってなに?
お墓を買った後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにまず知っておくべきことは、追加料金についてです。
例えば、埋葬費用や管理料、彫刻代など、お墓を買った後にもお金がかかることがあります。これらは、お墓の料金には含まれていないことが多いです。購入前にきちんと確認しておかないと、後になって残念な思いをすることにもなりかねません。
また、料金以外の問題もあります。
「宗派不問と言われていたが、実際には断られた」というようなことを聞いたことはありますか?
実は、霊園などでいう「宗派不問」というのは、「(お墓を購入する以前の)過去の宗派は問いませんよ」という意味が多いようです。そのため、お墓を購入した後は、霊園を管理・運営している寺院の宗派での供養しか認められないといったこともあるそうです。気になる方は、宗派についても、お墓を購入する前に詳しく聞いておくことが大切です。
2022年現在は、何が主流?
近年では、少子高齢化や核家族化の進展により、お墓事情に変化が見られます。
これまで、お墓とは親族一同で守るイメージがありましたが、最近では個々のお墓が主流になってきているそうです。また、「後継ぎがいない」という相談も増えています。
そのような状況の中では、後継ぎが不在でも問題のないお墓が選ばれるようになります。継承者がいなくても入れるお墓のひとつとして、例えば将来は永代供養も対応してくれる樹木葬や納骨堂、海洋散骨なども人気があるようです。
窓口で終活では、納骨堂・海洋散骨・樹木葬に関する相談も承っております。ご興味のある方は、お気軽にご連絡ください。