毎日の生活に不可欠な「食事」について、何かお悩みや不安な事はありませんか?
普段の食生活を振り返った時に、食が細くなってきたり、食事の量が減っていると感じた方は、もしかすると低栄養の可能性があるかもしれません。
今回のセミナーでは、まんまる薬局・管理栄養士の浅野郁規さんに低栄養を予防して健康な体を維持するためのコンビニメニューの選び方についてお話していただきました。
低栄養とは?低栄養になると…
浅野さんによると「低栄養とは、身体を動かすためのエネルギーや筋肉を作っているたんぱく質が不足している状態」とのこと。
高齢になるとさまざまな理由から必要な食事量が減り、低栄養のリスクが高くなるそうです。
さらに、低栄養になると免疫力の低下から感染症のリスクの増大、認知機能の低下、さらに食欲不振や生活困難になってしまうなど、さまざまな影響が起こる可能性があるのです。
コンビニメニューの選び方を工夫して低栄養を予防しよう
低栄養を防ぐためには「必要な栄養量の範囲で食事をすることが大切」と浅野さんに説明していただきました。その中でも、食事を選ぶポイントは「主食」「主菜」「副菜」が揃っていること。
しかし、毎日食事を用意して必要な栄養量の献立を考える時間がないという方や、食欲がないという方もいらっしゃるかと思います。
今回のセミナーでは主に次の4つの視点からお話をしてくださいました。
- 何をどれくらい食べればよいのか
- 食欲がないときには何をたべればよいのか
- どんな順番で食べればよいのか
- それは身近なコンビニメニューではどんな組み合わせになるのか
実際に、某有名コンビニエンスストアで販売されている商品を例に、食欲のない方をはじめ、それぞれの状況に合わせた食事の選び方をお話していただきました。
中でも、エネルギー(糖質・脂質)を十分に摂るためには、
- 少量で高エネルギーの商品を選ぶ
- 油脂を上手に摂る
- 丈量で食事回数を増やす
これらを意識することが大切であり、それぞれのポイントに最適なコンビニ商品も紹介していただきました。
年齢を重ねるにつれて、食が細くなる方はいらっしゃると思います。
健康でより良い人生を過ごすために、もう一度食生活を見直すきっかけとなったセミナーでした。
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