今日は、日本学校俳句研究会代表の小山正見さんをお招きし、初めての方でも楽しめる俳句教室を開催しました。
セミナーでは、俳句の作り方について説明を受けながら、実際に参加者皆で俳句を詠んでみました。
原稿用紙1行で俳句ができる
俳句教室の冒頭、「俳句はやさしい」という小山さん。
五七五を全部足すと17文字。17文字というと、原稿用紙1行。しかも最初のうちは、少しくらい“字あまり”になっても気にしないで作ってみる。
そんな風に考えると、不思議と初めてでも恐れることなく、俳句作りに挑戦してみたくなります。
そこで最初に出されたのが、「今朝の冬」という季語と「卵焼き」を入れて俳句を作ってみましょうというお題です。
今朝の冬 生姜を入れて 卵焼き
参加者が次々と俳句を詠みあげます。「生姜を入れたら体が温まると思って」というようにどうしてその句を詠んだのか?という思いまで聞くと、よりリアルに情景が目に浮かびます。
「思いついたら書いてみる」が上達のコツ!?
「今朝何を食べましたか?」という小山さんの質問に「スムージー」「フランスパン」や「肉じゃが」「赤飯」「食パンと卵」など参加者からいろんな声が上がります。
では先ほどのお題の「卵焼き」を「フランスパン」に替えてみると、
フランスパン 焼きたての味 今朝の冬
など、さらに世界が広がっていきます。
良い悪いは後から考えれば良いので、思いついたものをなんでも書いてみる。たくさん詠んでたくさん捨てるのが、俳句を作るコツだそうです。30分もすると、皆さん楽しそうに、次々と俳句を詠むようになります。
大切なのは上手い、下手ではなく気持ちが伝わるかどうか。この秋、いつでもどこでも手軽に楽しめる俳句をはじめてみませんか?
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