皆様はご自宅で医療を受けられる在宅医療はご存じでしょうか?
昨今では入院医療や外来医療に次ぐ第三の医療として、多くの人に受け入れられるようになってきました。
そして今回のセミナーのテーマ、訪問薬剤も在宅医療の一つです。
実はこの在宅薬剤というサービス、薬をただ届けるだけではないのです。
本日は、まんまる薬局・管理栄養士の浅野郁規さんにお越しいただき、在宅専門薬局の薬剤師、栄養管理士の取り組みについてお話しいただきました。
低栄養を避けてお食事から健康に!
日頃から患者様の健康状態をチェックしている管理栄養士の浅野さん。
受診される患者様のデータを取ってみると、驚くことにおよそ7割以上の方が低栄養・低栄養予備軍の方だったそうです。
低栄養状態が続くと活力がわかず、ずっと寝たきりの生活になってしまう恐れもあるのだとか……。
高齢者が低栄養になってしまう原因の一つは、口の虚弱化(オーラルフレイル)によるものだそうです。
口の筋肉量が低下してしまうと、滑舌が悪くなったり、食べる食品に偏りが出てしまったり、食欲が低下してしまう原因となってしまうのです。
オーラルフレイルの予防として教えていただいたのは『あいうべ体操』。
あ・い・う・べと口を大きく開け、顔の筋力を鍛える体操です。
この体操を考えられた病院の先生曰く、顔の筋肉が鍛えられるだけではなく、免疫力の向上にも効果があるのだとか。手軽に行える健康習慣として浸透してきているようです。
まんまる薬局さんでは、薬剤師と管理栄養士の二人体制でお客様の健康に寄り添うサービスを行っています。来月も浅野さんにセミナーを行っていただくので、ご興味のある方はぜひご参加ください。
窓口de終活では、終活に関連するセミナーやイベントを毎日開催しています。各分野の専門家の話を無料で聞けて、気軽に相談できる機会です!ぜひご参加ください。