私の住んでいる京都府北部は、この時期は約30~40センチの積雪がある地域です。それが、全く雪が降りません。除雪の作業が無い分、楽ではありますが庭の掃除と整備が大変です。
雪が積もると、やらなくていい仕事です。草も成長します。
困ったものです。
「人生の先が見通せて、失敗しない」蓮根
正月が過ぎました。皆様、おせち料理を楽しんだことと拝察いたします。
今回の精進料理も、正月にちなんで、考えてみました。
おせちにはいろいろ意味があります。
くわいは、目(芽)が出るように、数の子は子孫繁栄、一品ごとに目出度物が、重箱に詰められて一年の慶を祝うものです。その中で、今回は「蓮根」で調理いたします
蓮根は、穴が開いていますよね?この穴から先が見える。
「先が見通せる」「人生の先が見え、失敗しない」ってことから、おせち料理の重箱に入ります。
本来は煮物にしますが、今回は少し手を加えて調理いたします。って言っても、簡単時短ですよ。
それでは、調理方法に参ります。
蓮根もちの作り方
材料(2人分)
- 蓮根 1個 (注意:水煮とか缶詰はダメ)
- 昆布出汁 50ml
- 醤油少々
- 片栗粉
- パン粉
作り方
- 蓮根を洗う
- おろし金で蓮根をすりおろす
- パン粉、片栗粉、醤油、出汁を入れ混ぜ合わせ、形を整える
- フライパンで焼く
- 完成
蓮根もちの作り方を写真で見ると
①蓮根を洗って、②おろし金ですりおろす
③パン粉、片栗粉、醤油、出汁を入れ混ぜ合わせる
④フライパンで焼く
⑤完成
なんて簡単なのでしょう!!!
洗い物も少ない。ボールとフライパンのみ!!!
和風のお皿に盛り付けて完成です。
食べた人は、蓮根って感じない触感ですし、材料が何なのか分からないと思います。
蓮根で精進うな丼も!
この蓮根もちを、焼きのりの上にのせてタレを付けて焼くと、精進の世界では「うなぎのかば焼き」の完成です。
見た目だけでもうなぎを楽しむ。そんな考えから生まれた調理方法です。
味は全く違いますが、丼にご飯を盛って、これを乗せてタレをかけたら、うな丼みたいに見えますよ(^_-)-☆
精進で蓮根はよく使います。
基本が野菜中心なので、根菜は煮物が多いですね。
今回は見通す穴がありませんが、「餅の様に粘り強く失敗しないように見通す」ことができることを祈念して、今年最初の、ご紹介といたします。
本年もこんな感じで、皆様にご紹介させていただきます。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。