寒い季節は温かいものが良いですね。今回は、お正月など、お客様がいらした際に作ると喜んでいただける一品です。
皆様、茶碗蒸しって家で作りますか??
あまり作らないでしょう??
回転寿司屋に行った時に、頼むくらいでしょう?
実は簡単なんですよ。
液を混ぜて蒸すだけで完成です。手間がかかっているように見えて、全く簡単、時短。
大体ですね、家に「蒸し器」なんて、無いでしょう??
でも、大丈夫。今回も素敵なアイテムを紹介いたしますね。
100均グッズで鍋を蒸し器に
今回は「鍋」を、使って調理します。
蓋つきの普通の鍋です。これなら、どこの家庭にでもあるでしょう。
それと、100円ショップで購入した、「普通のお鍋が、蒸し器になる上げ底」を使います(写真を見てね)。
それでは、調理方法に参りましょう。
用意するのは 次の通りです(2人分くらいの分量で記載します)。
豆乳茶碗蒸しの作り方
材料(2人分)
- 豆乳 300㎖ *大豆固形分10%以上
- 昆布出汁 50ml
- 醤油 少々
- 具材 椎茸・百合根・銀杏・三つ葉、むかごなど
豆乳は、大豆固形分10%以上のものを選んでください。
具材は何でもOKです。うどんを入れる地域もありますね。今回、椎茸は自家製のを使いました。
作り方
- 蓋つきの椀(陶器の)を用意する
- 豆乳と出汁と醤油を合わせる
- 器に、具材を入れる
- ②で合わせた豆乳液を、器の8分目まで入れる
- 蒸し器にセット
- 沸騰して10分程蒸したら完成
写真で見るとこんな感じ
①蓋つきの椀を用意して、②豆乳と出汁と醤油を合わせる
③器に、具材を入れたら、④さきほど②で合わせた豆乳液を、器の8分目まで入れる
⑤蒸し器にセット
⑥沸騰して10分程蒸したら完成
なんて簡単なのでしょう!!!
洗い物も少ない。ほっとくだけで完成なんて。
(このフレーズをどこかで読んだ覚えがあるという方いらっしゃいますか?そうでない方はぜひ、「圧力鍋で10分!?風呂吹き大根」もご覧ください)
豆乳茶碗蒸しを上手に作る秘訣
蒸す時の注意は、空焚きにならないようにしてください。水が無くなったら大変です。
それと、1番肝心なのは、豆乳です。
世の中の豆乳には、無調整と調整の2種類があります。無調整豆乳は固まりますが、調整豆乳は固まりません。購入の際に間違っちゃいけませんで!
「茶碗蒸しなのに、なぜ卵で作らないの?」って思うかもしれませんが、精進料理です。動物性のものは使いません。肉や魚、卵もです。なので、今回は豆乳を使用しました。
難しそうだと思っている料理って、作ってみると案外簡単です。ご自宅で挑戦してみてください。
お正月に調理したら、お父さんの株が上がりますよ。
なお、無調整でも固まらないことがあります。これは、豆乳の機嫌が悪い時です。
そんな時は、葛や卵の白身を加えてくださいね(ただし、卵の白身を加えた場合は精進料理ではなくなります)。